RPA(WinActor)の資格「RPA技術者検定」とは?概要と取得メリットを解説

RPA(WinActor)の資格「RPA技術者検定」とは?概要と取得メリットを解説

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目次

「RPA技術者検定」をご存知でしょうか?WinActorの導入が増加傾向にある昨今、注目を集めているのがRPA技術者検定です。

この記事では、RPA技術者検定の概要や、取得することで得られるメリットをご紹介します。

RPA技術者検定とは

RPA技術者検定とは、RPAツール「WinActor」を使用した技術・知識を評価する検定です。WinActorを研究・開発したNTTデータ社が実施しています。RPAの普及に伴い、2018年よりスタートされました。

RPA技術者検定は3種類あり、難易度によって試験内容が異なります。各試験の概要を見ていきましょう。

アソシエイト技術者検定

WinActorの基礎知識を有している方、シナリオ作成経験のある方向けの試験です。試験時間は1時間で、多肢選択式の問題が50問出題されます。合格するには、正答率70%以上が必要です。

NTTデータ社または、WinActor販売代理店のホームページから申し込みでき、受検料は7,150円(税込)です。

エキスパート技術者検定

エキスパート技術者検定は、WinActorについての知識が深く、業務改善ツールとして活用した経験のある方向けの試験です。

選択式問題30問に加え、実技試験問題が3問出題されます。試験時間は120分で、「シナリオの新規作成・修正対応」について問われます。

受検料は27,500円(税込)で、受検資格は特にありません。WinActorのシナリオ変更やトラブル対応など、経験を有している方であれば誰でも受検可能です。

コロナウイルス感染症対策として、今後はオンライン受検が実施される見込みです。

プロフェッショナル技術者検定

もっとも難易度の高いプロフェッショナル技術者検定は、実技と面談から構成されます。ただし、まだ実施された実績がなく、今後実施される予定の検定です。

エキスパート技術者検定に合格していることが受検資格となり、年1回東京での実施が検討されています。

初心者の方は無料の「RPA入門講座」を受講しよう

RPA入門講座は、WinActorを学びたい方や、WinActorについて知りたい初心者の方向けの試験です。

入門講座の動画を視聴したあと、多肢選択式で20問出題され、正答率80%以上で合格です。

受講資格は設けられておらず、誰でも受講できるのが特徴です。WinActorの導入を検討されている方は、まず「RPA入門講座」を受講してみるとよいでしょう。

RPA技術者検定を取得するメリット

RPA技術者検定は、日本国内で唯一RPAの技術を証明できる資格です。合格すれば、NTTデータ社の規定に基づき、名刺に肩書きとして記載できます。そのため、RPA技術者検定の取得は、WinActorのエキスパートであるという、アピールポイントになるでしょう。

働き方改革が求められる今、RPAの知識が豊富な人材へのニーズが高まっています。社内での業務改善プロジェクトへの参加時や、WinActor導入企業への転職時など、さまざまなシーンで役立つでしょう。

 

まとめ

国内シェアNo.1であるWinActorの知識を深めれば、多くのビジネスシーンで重宝されるでしょう。

WinActorの導入を検討されている方、キャリアアップしたい方は、「RPA入門講座」や「アソシエイト技術者検定」から始めてみてはいかがでしょうか。

 

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