まずは無料でRPA導入!無料で使えるRPAツールとは?

まずは無料でRPA導入!無料で使えるRPAツールとは?

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ホワイトカラーの生産性をあげるということで、RPAが話題になっています。
働き方改革の影響もあり、RPAの導入を検討している企業が多くなっています。しかし、RPAを調べてみると、導入するためには思いのほか費用がかかります。そのため、二の足を踏む会社が多いのも事実です。

ですが、RPAが無料で導入できるソフトがあるということは、ご存知でしょうか?
そこで今回は無料で導入できるフリーソフトを2つお伝えしていきます。

無償でRPAを導入できる2つのソフト

無料でRPAを導入できるフリーソフトとして、今回は「RPA Express」「UiPath(ユーアイパス)」の2つをお伝えしていきます。

RPA Express Starterはどんな会社でも無償で利用可能

RPA ExpressとはWork Fusion社が開発、提供しているRPAです。現在、RPA Expressは「RPA Express Starter」と「RPA Express Pro」の2つがあり、その中でRPA Express Starterが無償です。

RPA Express starterは無償でありながら、利用規約がありません。したがって、どの企業でも使うことができます。一通りの機能を備えていますので、社内の稟議を通すために最初にやるのも1つの方法です。

ただし、すべて英語での解説です。

日本語での記述されている参考文献が少なく、社内でノウハウを蓄積していく必要があるのが難点です。

コストを削減するために、新たなコストを生み出しているのであれば意味がありませんので、社内に英語・環境構築に詳しい人がおらず、他の有償のサービスでもペイできると分っているのであれば、最初からそちらに移った方が得策といえます。

UiPath Community Editionは日本語での学習環境も整備

UiPath Community Editionとは、UiPath社が提供するツールで無償で提供しています。
ただし、利用規約があり小規模事業者や個人で使用する人しか利用することができません。

UiPath Community Editionが利用できる小規模事業者や個人の定義は、

  • 端末数・ユーザー数が250台未満
  • 年間売上が約5億円以下(500万米ドル以下)

の両方の条件を満たす人、組織です。

無料で試すことができるために開発者が多く、いろんな情報が入ってきやすくなっています。
ただし、Community Editionは無償であるために電話やEメール、チャットでのサポートはないので、自分で学習する必要があります。UiPath社はさまざまな学習環境を整備しています。動画学習やフォーラム、開発環境のドキュメントなども日本語で利用できるので、自分で挑戦することも可能です。

一方、問題点もあります。UiPathのCommunity Editionの利用規約がころころ変化しているのです。

2018年当初は該当条件に小規模事業者と個人という記述があったのですが、2018年中頃には「日本での商用利用は規模に関係なくUiPath Community Editionは利用不可」となりました。

日本だけが使えないという不満と突然の告知に混乱したユーザーも多かったためか、その後、UiPath Community Editionを小規模事業者が使えるようになりました。

しかし、今回の件でUiPath社の考えが露呈したのは事実です。今後、有償に変化してもおかしくない状況といえます。

無料のRPAソフトは使い続けられるのか?

無料のRPAソフトは、サポートがなかったり、英語だけの表記しかなかったりと不便なことが多いです。
その上、無料の利用規約が変更してしまうこともあり、せっかく無料だから覚えたのに、また違うものに変更しないといけない事態になることもあります。このように無料のRPAソフトは不安定なので、RPAがどのようなものか知るために使ってみるのは良いかもしれませんが、そのまま使い続けるには注意が必要です。

日本で一番利用されているRPAソフトには試用版がある

RPAで日本のシェアが一番高いソフトは、WinActor(ウィンアクター)です。
なぜ利用されているかというと、開発元がNTTアドバンステクノロジで、純国産のRPAだからです。日本語のサポート体制やマニュアルが充実していることもあり圧倒的な人気を誇っています。

初期設定からすべて日本語ですので導入もしやすく、日本大手なので途中でサービスが終了することも考えづらいです。有償でも長い目で見た場合、コストを抑えることができるといえます。

そんなWinActorも最初は無料で試用できる期間を設けている企業があります。1社につき1回のみの制限付きですが、使用開始日から1ケ月間、全機能を試してみることが可能です。

無料のRPAソフトを使う前に、WinActorの試用版から始めてみるというのも一つの方法です。
> WinActorを無料で試してみる

もっとWinActorの理解を深めてから、じっくり検討したいという方には、無料で開催されているセミナーへの参加をおススメします。

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