【WinActorのNTTが提供!】RPA技術者検定を取得するには?

【WinActorのNTTが提供!】RPA技術者検定を取得するには?

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目次
業務効率化や社内生産性向上のため、多くの企業が導入を進めている「RPA(Robotics Process Automation)」。特に「WinActor」は、製造業を中心に1500社以上が導入しており、シェアナンバーワンの人気のRPAです。

「社内でWinActorに明るい人材を準備しておきたい」、こういった要望にピッタリなのが「RPA技術者検定」です。

RPA技術者検定は日本で唯一WinActorに関する知識を問う資格になっており、「WinActor」開発元の「NTTグループ」の1つ、「株式会社NTTデータ」が提供している信頼性の高い試験です。

今回はRPA技術者検定の取得方法を、費用や難易度も含めて解説。「社内にWinActorに関する資格を持った人材を用意しておきたい」というWinActor導入担当の方は、ぜひご覧ください。

RPA技術者検定とは?

RPA技術者検定とは、先ほどお伝えしたとおり「株式会社NTTデータ」が提供する試験で、2018年4月から開始されました。株式会社NTTデータを始めとしたNTTグループは、ITに関するさまざまな試験をすでに提供しており、試験に関するノウハウは、ばっちりです。

現在、日本でRPAに関する試験を提供しているのはNTTグループだけですが、RPA技術者検定は対策本が出ていたり、RPA技術者検定公式サイトで動画講座などのサポートがあったりするので、安心して受験できます。

ちなみにRPA技術者検定と名を冠してはいますが、問題に出てくるRPAはWinActorです。このためRPA技術者検定はWinActorをすでに導入しており、適切な運用を行う人材を用意したい企業におすすめです。

他のRPAを導入している場合もRPAの概念などが学習できるので、取得に動いても損はないと思います。

ただしWinActorでは自動処理化プログラムを「シナリオ」という単位で区切りますが、他のRPAでは異なったりと相違点もあるので留意しておきましょう。

RPA技術者検定を見る

RPA技術者検定にかかる費用などは、どのくらいか?

RPA技術者検定にかかる費用は、試験レベルによって変動します。
入門講座は正式な試験ではありませんが、RPA技術者検定公式サイトでは他試験といっしょに紹介されているので、並べて記載しました。またプロフェッショナルは現在準備中で受験ができません。

入門講座 0円
アソシエイト 6,500円
エキスパート 15,000円
プロフェッショナル 準備中

ですから、RPA技術者検定で現在受験可能なのは「アソシエイト」と「エキスパート」の2つです。
この2つの試験と入門講座の内容は、これから難易度などと一緒にご説明します。

RPA技術者検定の難易度などは、どうなっているのか?

ここからは、入門講座とアソシエイト、そしてエキスパート、RPA技術者検定に関する3つのコンテンツの難易度などについて、ご紹介していきます。

  • 入門講座
  • アソシエイト
  • エキスパート

入門講座

RPA技術者検定の入門講座は試験ではありませんが、WinActorに関する基礎知識を学習して、インターネットでテストも受けられます。

カートに入門講座(0円)を入れて、お金のかからない決済取引を行った後、入門講座の動画が視聴可能になります。そして最後に多肢選択式のテストを受けます。アソシエイトやエキスパートなどの試験の基礎固めにピッタリの口座です。

正答率8割以上で合格ですが、内容は基礎的で難しくないため、簡単に取得できるでしょう。ただしアソシエイトやエキスパートの資格に合格したいならば、基礎である入門講座テストは満点を狙っていきましょう。

アソシエイト

アソシエイトは、WinActorに関する知識を問う本格的な試験です。「CBT(Computer Based Testing)」でコンピューター上で試験を受ける形になり、自分が決めた試験日にテストセンターに行けば、いつでも受験が可能です。

入門講座と同じく多肢選択式で、合計50問の問題を60分以内に回答。基本正答率7割以上で合格になります。

入門講座と違って本格的な試験なので当然難易度は上ですが、こちらもWinActorの操作などに関する基本的な知識を問う問題がほとんどです。WinActorでシナリオを作成したりした経験があれば、簡単に合格できるでしょう。

ただし引っ掛け問題など、回答者の油断を誘って正答率を減らす問題が出てくる可能性もあります。確実にアソシエイトで高得点を狙いたい場合は、RPA技術者検定の対策本ややRPA技術者検定公式サイトのサンプル問題などを利用して、試験対策をすれば安心です。

また動画でWinActorについて詳しく学習したいという場合は、株式会社NTTデータが「WinActor eラーニング講座」と称して各学習サービスと提携した動画講座を提供しています。

RPA技術者検定を検討する際は、ぜひこういった動画講座も利用してみてください。

WinActor eラーニング講座を見る

エキスパート

エキスパートはアソシエイトからさらに発展して、知識ではなく主に実技問題でWinActorをどれだけ使いこなせているか測る試験になっています。実技問題は合計4問で、120分以内に回答する必要があります。正答率6割以上で合格になります。

札幌・仙台・東京・名古屋・大阪・広島・福岡の各都市で年4回開催されていますが、いつでも受験できるわけではないので注意しましょう。

WinActorを実際に使って、シナリオ作成などを行い実務で使えるかが問われるので、現在開催されている試験の中では最も実践的な内容となっています。試験でもWinActorを使って問題に回答するので、社内にWinActorが使えて練習ができる環境がないと受験は難しいでしょう。また6割以上で合格となっていますが、問題の内容などで合格基準が変わる可能性があるので、最低でも7割以上正解できると安心です。

こちらもアソシエイトと同じく対策本が発売されており、RPA技術者検定公式サイトでもサンプル問題などが配布されています。(エキスパートのサンプル問題

さらにRPA技術者検定公式サイトでは「電子書籍 WinActor ® RPA技術者検定エキスパート ~実施問題と解説~」という、過去問と詳しい解説が掲載された電子書籍が発売されているので、確実にエキスパートに合格したい方は、ぜひチェックしてみてください。

※電子書籍のご購入はコチラ

まとめ

今回はRPA技術者検定について、概要や受験料、難易度を中心にして解説してきました。

WinActor導入前後でRPA技術者検定を社員に受験させれば、RPAで課題やトラブルが発生しても適切に対応できる人材を育成できます。「WinActorを社内でフルに活用したい」、という希望があるならば、アソシエイトやエキスパート利用を検討してみてください。公式の資料を活用しながら学習を進めましょう。

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